過去ログ - 京太郎「とにかく愛でてみたい、そう思ったんだ」
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66: ◆vhelXX7kUw[saga]
2015/11/19(木) 07:27:10.78 ID:/2F8w+Ok0
久「あ、ごめんなさい。ええと……まぁ事情は分かったわ。なるほど、そういうことだったのね……でも須賀くん、それなら和はもう良いって言ったんじゃ無いの?」

京太郎「あぁ、あの天使ですか。凄いですよね、おもちを凝視した俺を許した上に部室に来ても良いなんて言ってくれるんですから……天使昇華して女神かって話で……」

久「いつからそんなに卑屈なキャラになったのよ……もう、こっち来なさい」

京太郎「ふえっ?」

須賀くんの腕を引っ張って保健室に来た。
幸いにも誰も室内にはおらず、カーテンを閉めて須賀くんをベッドに座らせる。

久「須賀くん。確かにあなたは色々間違えを犯したかも知れないけど、された方も気にしてない……っていうかちょっとアレな感じになっちゃったけど……ま、まぁとにかくあなたのことは全面的に許してるの。それなのにあなたが一人でうじうじしてても仕方ないでしょ?」

京太郎「ぶ、部長……俺……許されてもいいんすかね……?」

久「当たり前じゃない。……ほら、私のことも愛でて良いわよ。みんなも私も、あなたのことを拒絶なんてしないから」

京太郎「そ、そんな……部長、良いんですか?」

久「ええ。須賀くんは馬鹿だけど悪い子じゃないのは分かってるし、甘えるくらいのつもりで来なさい」

京太郎「……部長!」

立っていた私のお腹に顔を埋める須賀くん。
分かってはいたけど本当に躊躇無いわね……。頭を撫でてあげる。


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