過去ログ - 京太郎「とにかく愛でてみたい、そう思ったんだ」
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67: ◆vhelXX7kUw[saga]
2015/11/19(木) 07:27:50.58 ID:/2F8w+Ok0
京太郎「俺……やり直せますかね……?」

久「大丈夫よ。下手をすれば虐めと取られてと仕方ない私の対応に完璧について来れた須賀くんなら」

ぐすっ、と鼻を啜るほどが聞こえる。
涙声の須賀くん。なるほど……まこの母性本能をこんな感じでくすぐったのかしら?
際限なく甘やかしたくなりそうな衝動が私のなかに現れた。もちろんまこの二の舞になるのは避けなければならない。

久「ほら、男の子なんだからしゃんとしないと」

京太郎「……部長……はい! 俺は……男、須賀京太郎は! ここから再出発します!」

んっ……?
私を見上げる瞳が、変化した。
先ほどまでの怯えた小動物のようなものから一転、逞しい雄のものになっている。
嫌な予感はした。それでも……。
私が逃げるわけにはいかない。

京太郎「部長、失礼します」

久「きゃっ」

引っ張られて、私はベッドに背中から倒れた。

京太郎「……部長、いつも思ってましたけど、部長って本当綺麗ですよね」

久「え!? ええ……うん…あ、ありがとう…?」

京太郎「表面では良い先輩でいようとして、その実内心には熱く燃えるものがある。でもこうやってよく観察すると、普通の女の子のように可愛らしくて、それでもそこらへんにいる人達より一際輝いている」

久「え? え?」


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