過去ログ - 京太郎「とにかく愛でてみたい、そう思ったんだ」
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90: ◆vhelXX7kUw[saga]
2015/11/20(金) 11:15:58.65 ID:aN7EDTmb0
京太郎「失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した……いや……性交した性交した性交した性交した性交した性交した性交した」

ハギヨシ「………京太郎、くん…失敗して性交してしまったんですね…」

京太郎「信じられますか、ハギヨシさん。俺、今非童貞なんですよ?」

ハギヨシ「落ち着いてください…まさかこんなことになるとは…申し訳ありません、私が至らないせいで…」

京太郎「や、やめてください…ハギヨシさんは俺のために…うっ…うっ…」

ハギヨシ「…困ったことがあったら、いつでも相談してください。私は京太郎くんの友人として…協力を惜しみませんから」

京太郎「兄貴……あ、あり、ありがとう…」

泣き崩れる京太郎くんを抱き留め、いずれ眠るまで頭を撫でてあげました。
京太郎くんはまるで子供のように泣き疲れ、私のベッドで寝息をたてています。
やってしまった、と思うにはあまりに遅すぎました。
私は京太郎くんの素質を見誤っていたのだから…。

その僅かひと月後、京太郎くんは学校にいれなくなったから転校することになった、もしかしたら引っ越しする、その前にあいさつを、と私のもとに訪れた。
私はそれなら私が話を通しておくから龍門渕に…と京太郎くんを誘った。
幸いにもお嬢様たちと面識もそれなりな交友関係もあるので、許可は下りるだろう。
京太郎くんは、疲れたような笑みを浮かべて、私にありがとう、と言った。
一瞬クラッとした。
この破壊力は……清澄高校が壊滅したのも頷けてしまう。
もしかしたらお世話になります、と弱弱しく言って帰っていく京太郎くんの背中を見守った。

後日、改めてお世話になりたい、というようなメールが来て、早速お嬢様に掛け合った。
事情を知ったお嬢様は問題ない、と受け入れてくださった。
このままだと彼の人生によくない影響がある…私のやるべきことは、こちらに来た京太郎くんを矯正することだ。
そんな使命感に燃え、私は今日も仕事に従事るのだった。

元凶編、完。


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