179:名無しNIPPER[saga]
2015/11/25(水) 22:49:46.21 ID:Xdnzlkp4o
◇
駅までの道をるーとふたりで歩きながら、特に話すことのない自分たちに気付く。
180:名無しNIPPER[saga]
2015/11/25(水) 22:50:12.93 ID:Xdnzlkp4o
「見せないつもりで書くと、いろいろ書いちゃうんだよな」
「それは……困りますね」
181:名無しNIPPER[saga]
2015/11/25(水) 22:50:39.87 ID:Xdnzlkp4o
「番号、交換しましょう。登録すればでてきますよね」
「あ、うん」
182:名無しNIPPER[saga]
2015/11/25(水) 22:51:12.37 ID:Xdnzlkp4o
「そういえば、こっちに来てから一年なんですよね? どうですか?」
「どうって?」
183: ◆1t9LRTPWKRYF[saga]
2015/11/25(水) 22:51:39.06 ID:Xdnzlkp4o
つづく
184:名無しNIPPER[sage]
2015/11/25(水) 22:59:01.63 ID:6cTBUmeio
乙です
185:名無しNIPPER
2015/11/26(木) 22:01:23.54 ID:z9eLcTbmO
乙です!
186:名無しNIPPER[saga]
2015/11/26(木) 23:51:19.78 ID:KuRGWnJ0o
◇
そして翌週の放課後になると、嵯峨野先輩は文芸部の部室に長い時間居座るようになった。
187:名無しNIPPER[saga]
2015/11/26(木) 23:51:45.26 ID:KuRGWnJ0o
「もうやだ」と高森が言い出したのは水曜の朝のこと。
そのとき、高森とゴローが俺のクラスに遊びにきていた。
「はっきり迷惑ですって言えばいいんじゃないの?」
188:名無しNIPPER[saga]
2015/11/26(木) 23:52:26.92 ID:KuRGWnJ0o
「ほんとにあの先輩が入部したらどうする?」
「泣く」
189:名無しNIPPER[saga]
2015/11/26(木) 23:53:13.27 ID:KuRGWnJ0o
こういう高森の思いつきに付き合わされて、ボーリングだのなんだのに行くことは、今までも何度かあった。
もうすぐ中間で、しかも部誌の原稿作業もある。
が、まあ、そんなことを言っていたら永遠に何もできやしない。
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