202: ◆1t9LRTPWKRYF[saga]
2015/11/27(金) 00:00:30.55 ID:s/W9kd+Qo
つづく
203:名無しNIPPER
2015/11/27(金) 09:48:03.93 ID:EowJRnBJ0
毎日読むの楽しみにしてます。乙です
204:名無しNIPPER[sage]
2015/11/27(金) 11:00:40.78 ID:2t2roIwiO
乙
205:名無しNIPPER[saga]
2015/11/28(土) 19:01:23.32 ID:e5/BPC6No
◇
職員室に行くと、ヒデは自分の机で何かの作業をしているようだった。
206:名無しNIPPER[saga]
2015/11/28(土) 19:02:18.52 ID:e5/BPC6No
◇
昇降口を出てから、少しだけみんなが靴を履き替えるのを待つ。
女子集団は移動するにもおしゃべりをしていて、おかげで男子とは足並みがなかなか揃わない。
207:名無しNIPPER[saga]
2015/11/28(土) 19:03:20.06 ID:e5/BPC6No
「でも、どうやら無理みたいだな」
吹奏楽部の音階練習の響きが聞こえた。日差しがあるせいで、外は少し暑い。
グラウンドで野球部が練習をしているのが見える。剣道部が敷地の外周をランニングしている。
208:名無しNIPPER[saga]
2015/11/28(土) 19:04:16.64 ID:e5/BPC6No
あの夏のことを思い出す。何もかもがきらきらに輝いていた。
昼寝の午後、プールの水面、みんなで出掛けた道、祭りの金魚、
台風の夜、大騒ぎのバーベキュー、UFOキャッチャーのぬいぐるみ。
209:名無しNIPPER[saga]
2015/11/28(土) 19:04:59.64 ID:e5/BPC6No
◇
で、やっと出てきた女子部員たちに、ひとり男が混じっていた。
210:名無しNIPPER[saga]
2015/11/28(土) 19:06:12.08 ID:e5/BPC6No
そんなわけで俺たちは駅前近くのカラオケ店に連れ立って向かった。
男子三人女子四人、計七名。
冷静に考えれば奇妙な組み合わせかもしれない。
211:名無しNIPPER[saga]
2015/11/28(土) 19:07:25.89 ID:e5/BPC6No
カラオケの定番やランキングに入っているような曲は歌えない。
というか普段ならそういうことを意識しないのだが(みんな気にしないし)。
とりあえず「1000のバイオリン」をほどほどノリながら歌った。
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