過去ログ - 文香「私を....アイドルに?」
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6: ◆a/CmvfV8ng
2015/11/14(土) 17:49:55.10 ID:1fwHuPBr0
瞼を開けるとそこはどこかのメイクルーム。とでも言うのでしょうか。
そんな部屋に私は座っていました。あの方は本当に魔法使いだったのかもしれません。
「鷺沢さんメイクオッケーです」と化粧道具を手に持った女性が私に話しかける。この人が俗に言うメイクさんなのでしょうか。
わけもわからず私は「ありがとうございます」と返す。
目の前の鏡に目をやると純白のドレスに身を包み綺麗に化粧で整えられた自分が写っていました。
自分が自分でないようでなんとなく気恥ずかしくて鏡から目を背けてしまいます。自分の姿なのに。
メイクさんが退室して少し経った後、トントントンとノックが聞こえました。
P「文香、入っていいか?」
飛び込んできた声は先程のお客さん、プロデューサーと名乗る人物の声でした。
とりあえず「どうぞ」と私が返すと、ガチャという音を立ててドアノブが回る。
スーツを着込んだプロデューサーさんが入ってきました。先程お会いしたときは私服を着ていらしたのでギャップに少し驚いています。
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