過去ログ - 敏恵「ストライクウィッチーズ……じゃないの？」
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886:名無しNIPPER[sage saga]
2016/07/31(日) 18:45:56.53 ID:7h5H/+AEO
　

―それから数日後―



小園「――違う。それは此処ではない、倉庫だ」

疋田「あれ？ そうなんすか？？」

小園「番号をよく見ろ。…何度言わせる、仕事を増やすな」

疋田「ん〜すみません隊長。戻してきまーす」ｸﾞｲｰ


ゴロゴロゴロ――


『ちょっと花子ー！ これやっぱ倉庫で合ってるってー？』ｺﾞﾛﾛ~



小園「……はぁ（よくもこれだけ間の抜けた面子ばかりが集まったものだ…）」ｶﾞｸ

菊井「ゾノ〜？ ちょっとええ？」ﾋｮｺ

小園「！？」ﾋﾞｸ


小園「…菊井か、急に現れるな」ﾀｼﾞ

菊井「あはは、堪忍♪」

小園「まったくどいつもこいつも……。で、なんだ？」

菊井「それがな、なんや本国からけったいなもん届いたんよ」ｺﾞｿ

小園「…？ ああ、それか」

菊井「これなんなん？ 大扶桑製薬て書いてあるんやけど――」ｶﾞﾊﾟ

小園「おい、勝手に開けるな」


菊井「んー？ うわっ、注射器や！？」

小園「“突撃錠”だ。万一のために配備すると前に上から連絡が入った」

菊井「強壮薬なんか？ せやけど錠剤やないやん」

小園「まだ市販前の試薬らしいからな。リベリオンの“ベンゼドリン”やバルトランドの“メコドリン”と同等の代物だそうだ」

菊井「ほ〜ん。なになに……“ヒロポン”やて？ 阿保っぽい名前やなぁ」

小園「…フッ、お前に言われたら終いだろうな」

菊井「ちょ、なんやて！？ うちの名前は全然阿保っぽいとちゃうで！」

小園「そうではなく――…いや、なんでもない」ﾊｧ

菊井「つうか、使わなあかんのこれ？ うち注射苦手やねんけど…」

小園「必要無いだろう。特に強制でもないしな」

菊井「そうなんか。安心した〜」


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