過去ログ - 【咲】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」春「一周回ってその9?」【永水】
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942: ◆R5j2Ndo0Hc[sage saga]
2015/12/31(木) 09:20:41.60 ID:NEuP7VO+o

京太郎「子どもを産めば、自動的に親になる訳じゃないんです」

京太郎「子どもと向き合って、親になろうとして…それでようやく『家族』になれるのだと俺は思っています」

巴「……」

京太郎がそう思い至ったのは、幼少期の頃から親と引き離された小蒔の話を聞いたからである。
ようやく修行を終え、両親と面会出来た時に、自分は置いて行かれてしまった。
親に迎えに来ては貰えなかったのだと涙ながらに語る小蒔に、彼は大きな影響を受けている。
こんなにも愛らしく、天真爛漫な少女でさえ捨てられてしまうのであれば、血縁など何の意味もない。
少なくとも、湧を除いた彼女達には重苦しい鎖でしかないのだろう。

京太郎「実際、俺たちもお互いを家族だって認識しているのは、ひとつ屋根の下で暮らしているからじゃないでしょう」

京太郎「お互いを思いやる気持ちがあって、共に支え合う気持ちがあって、そして、皆を好きだってそう思っているからこそ」

京太郎「俺たちはお互いの事を家族とそう呼べるんだって思ってます」

だからと言って、京太郎は悲観したりはしない。
それは彼の周りにいる少女たちが、京太郎にとってとても大事な『家族』であるからだ。
例え、血縁が鎖でしかなかったとしても、新しい『家族』を作る事が出来る。
同じ時間を過ごし、思いを通わせれば、血縁などよりも素晴らしい関係に至れるのだと彼は経験的に知っているのだ。



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