過去ログ - どSな母とMな僕
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10:名無しNIPPER[saga]
2015/11/17(火) 18:47:49.84 ID:2etQlwiAO
翌朝目が覚めると、母が横にいた。母はなぜか「あっ…」とほっとした表情になっていた。そこで自分が昨日気を失ったことに気付いた「まあ確かにゲロじゃなかったけど泡ふくとはね」

とまた冷たい表情。僕は何も言えず俯いた。「私、そんなに重かったんだ?」威圧感のようなものが僕をおし潰し、「…はい」と答えた。失言と思ったが訂正もできず、ただ黙っていた。
蹴りが飛んでくるのか、腕が飛んでくるのか、待っていた。…待っていたが何もこない、顔をあげて母をみると 母は、うっとりした表情で「重かったんだ。…良かった♪」と笑った。
そんな母の表情に不覚にも可愛らしいと思ってしまった、もちろん、そこからいつもの母の表情に戻り、 僕を蹴飛ばした。

そして、僕は急いで朝食作りと母の着替えの準備を始めようとしたが、母はとめた。

「あなたは私のモノなんだからさ、人間みたいな真似はやめてくれる?」なんて言った。僕に解放される時間はほぼない。


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