3:名無しNIPPER[saga]
2015/11/17(火) 18:40:25.03 ID:2etQlwiAO
その後、僕をボコボコにした母はあっさりと父と離婚した。
僕はもう母に恐怖を抱き始めた、母は僕を殺す気なのではと思っていたのだ、今回の暴力は度を越えていた。
「もうアンタは人間じゃない!死んじゃえ!」「産まなきゃ良かった」「気持ち悪い!」
ずっと僕に暴力をふるいながらぼくを罵倒する母の姿に本気で恐怖を覚えた。
だから母が離婚することを聞いて喜んだ。ああ、あの母から解放されるのか、と。
それでも僕の気持ちは片隅でなにかが引っ掛かっていた。
それは僕が母を思う気持ちか、母からの痛みを求める気持ちか。そんな引っ掛かった僕の思いに運命は配慮したのか予想外の出来事が起きた。
兄は本家に預けられ、姉は父と一緒に、そして僕は母の元へと引き取られることになった。
驚いた。兄が、優秀な跡取りを求めていた本家へ行くのは納得できた。ただ、母がぼくを引き取ったことがなんとも以外だった。
あれだけ僕を毛嫌いし、いたぶった僕を引き取るとは。
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