過去ログ - 男「……やってくれたな」天使「あら、なんのことですの?」
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1: ◆Yo7hmTF7VU
2015/11/18(水) 00:04:51.60 ID:v8vDw3DX0
男「そおいっ!」ブンッ

天使「あらあら、天使を殴ろうとするなんて。どういう神経してますの?」

男「うるせぇ、なんだよ不死の力って」

天使「貴方にはやって貰いたい事がありますので、必要なのですよ」

男「……俺は普通に平凡に生きたいんだ。やめてくれ」

天使「あらあら、私の返答をわかって言っているのですか?」

天使「ならば答えましょう。『拒否します』と」

男「………チッ!」

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2: ◆Yo7hmTF7VU
2015/11/18(水) 00:06:58.72 ID:v8vDw3DX0
男「結局お前に従わないといけないんだろ?さっさとやってくれ」

天使「話が早くて助かりますわ。貴方には数々の世界に行って貰い、それぞれの重要人物を助けて貰いたいんですの」

男「重要人物を助ける?なんじゃそりゃ。そんなんその、なんだ世界?のSPかなんかに守ってもらえよ」
以下略



3: ◆Yo7hmTF7VU
2015/11/18(水) 00:08:17.18 ID:v8vDw3DX0

天使「その重要人物は貴方みたいな即席の紛い物能力者ではないのですの」

天使「何年もその能力と付き合ってきた人間ですわ」

以下略



4: ◆Yo7hmTF7VU
2015/11/18(水) 00:10:12.72 ID:v8vDw3DX0
天使「と言うわけで神獣は殺してしまっても構わないのです。やってもらえませんか?」

男「いや、その神獣はどんなのか教えてもらわないと」

天使「神獣は様々な獣の姿をしておりますわ。そして全ての神獣の食べ物は」
以下略



5: ◆Yo7hmTF7VU
2015/11/18(水) 00:10:59.39 ID:v8vDw3DX0
天使「それでは最初の世界の重要人物は、この方です」

天使「名前は雨神美園。能力は時間を操れる事ですわ」

男「美園さん、ねぇ」
以下略



6: ◆Yo7hmTF7VU
2015/11/18(水) 00:12:06.78 ID:v8vDw3DX0

ーーーーーー
晃「……ここか、えっと美園さん美園さんはっと」

晃「………つーか名前しか情報貰ってねえぞくそ天使」
以下略



7: ◆Yo7hmTF7VU
2015/11/18(水) 00:12:46.63 ID:v8vDw3DX0

天使「雨神美園さんはこの先の高校生ですわ」

晃「小西高校……聞いた事ねえな」

以下略



8: ◆Yo7hmTF7VU
2015/11/18(水) 00:13:37.84 ID:v8vDw3DX0

先生「あーー、急な話だが転校生だ」

晃「どうも、瀬河晃です。趣味は無し、特技も無し。将来の夢は縁側で茶すすることです」

以下略



9: ◆Yo7hmTF7VU
2015/11/18(水) 00:14:20.42 ID:v8vDw3DX0

先生「おーい、雨神。隣になったんだ後で校内案内でもしなさい」

美園「……チッ!なんで私が」

以下略



10: ◆Yo7hmTF7VU
2015/11/18(水) 00:16:15.94 ID:v8vDw3DX0

美園「んで、ここが保健室で、こっちが職員室」

晃「ん、だいたいわかった」

以下略



11: ◆Yo7hmTF7VU
2015/11/18(水) 00:17:46.59 ID:v8vDw3DX0
晃「……で、今日一日神獣は現れなかった訳だが」

天使「当たり前ですわ。三分ででてくる時もれば十年も出てこない時もあるかもしれませんわよ?」

晃「うげ、やめてくれ」
以下略



12: ◆Yo7hmTF7VU
2015/11/18(水) 00:18:21.61 ID:v8vDw3DX0

翌日

晃「(案の定全く解らん)」

以下略



13: ◆Yo7hmTF7VU
2015/11/18(水) 00:19:57.76 ID:v8vDw3DX0

ジャーネーバイバーイ

晃「さて天使。俺はこれから美園さんを尾行しようと思うのだが、なにか便利なアイテムとかない?」

以下略



14: ◆Yo7hmTF7VU
2015/11/18(水) 00:20:49.83 ID:v8vDw3DX0
美園「(……なんかつけられてる気がする……)」

美園「(いいや、周りを最大まで遅くし」

神獣「グルルルルル!!ウワァァァァァァァオオオオオオオ!!!!!!」
以下略



15: ◆Yo7hmTF7VU
2015/11/18(水) 00:23:09.11 ID:v8vDw3DX0
神獣「グルルルルルアアアイアアアッッッ!!!!!」

美園「え?」

晃「ちょっ!!……っらああっっ!!右ストレーート!!」
以下略



16: ◆Yo7hmTF7VU
2015/11/18(水) 00:24:16.01 ID:v8vDw3DX0
神獣「」もっちゃもっちゃ

美園「き、きゃああああああ!!!!!」

晃「………………っぷはぁっ!!!死ぬかと思った!!」
以下略



17: ◆Yo7hmTF7VU
2015/11/18(水) 00:25:14.94 ID:v8vDw3DX0
美園「はぁ、はぁ、はぁ………」

晃「おーす、お疲れ様。ジュース飲む?」

美園「……それより……あんた一体なんなのよ……さっきの化け物は?もう、わけわかんない」
以下略



18: ◆Yo7hmTF7VU
2015/11/18(水) 00:26:07.93 ID:v8vDw3DX0
晃「ーー、それが神獣の大まかな説明。俺の事については口止めされてるから言えない」

天使「あんまり別の世界からきたなんて言うものじゃありませんからね」

美園「………わかったわ。あんたが囮になって私が止めを刺す、これでいいのね?」
以下略



19: ◆Yo7hmTF7VU
2015/11/18(水) 00:27:43.66 ID:v8vDw3DX0
晃「ただいま〜」

天使「お帰りなさいませ。もう今日は神獣の気配はしないので大丈夫だと思われますわ」

晃「ふーん、まあなんで俺の家があるんだよって事は言ってもいいかな?」
以下略



20: ◆Yo7hmTF7VU
2015/11/18(水) 00:28:48.03 ID:v8vDw3DX0
翌日
晃「君の時間を操れる能力で本当に神獣を倒せると?」

美園「いきなり怖い事言わないでよ。そのために今から貴方で試すんじゃない」

以下略



21: ◆Yo7hmTF7VU
2015/11/18(水) 00:30:12.21 ID:v8vDw3DX0
美園「原理、というか別に難しい事はしてないわ。ただ自分自身の時間を早めてるだけ。走ってる車とぶつかった、みたいな認識で概ね合ってるわ」

晃「……成る程ね、君の能力は自分だけの世界を作り、その中で行動する。だから俺たちが普通に生きてても自分だけ加速する事ができるということか?」

美園「ちょっと違うわね。私は外の世界の時間も操れるわ。さっきのはただの応用」
以下略



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