3:名無しNIPPER
2015/11/18(水) 00:22:52.29 ID:630/3Zti0
空に六つめの輝きがのぼったとき、山の合間から優しい光がもれた
ゆっくりと光を強め、奥から三日月が顔を出す
少年はそれに気がついて微笑みながら言う
「こんばんは、お月さま」
三日月も柔らかい笑顔を返す
彼がこの仕事に就いてから何度となく繰り返されているやりとりだ
しばらく笑顔を見せあった後、三日月は空高くへと昇って行った
「さあ仕事仕事」
彼は七つめの星を空に飾り始める
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