22:EzMiRiVl0[saga]
2015/11/19(木) 15:06:05.79 ID:XqQNArdl0
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翌朝
希「・・・これがもし夢だとしたら、早く醒めてほしいなあ・・・悲しい現実や」
廃校
希「・・・この学校、終わってしまうんやね。そしたらうちは・・・昔と同じ、友達もできなくて、何も手に入らない時間だったんだ」
「あの〜・・・」
希「あ、ごめんな・・・ん?あ、ことりちゃん」
ことり「え?あ、何で私の名前を・・・?」
希「え、だって私たちは・・・あれ、なんだっけ・・・何人かで集まって、それで廃校を阻止・・・」
ことり「?」
希「な、なんでかな・・・うちここ2、3日頭が痛くて。あなたの名前も直感的に出てきたのかもしれへんな」
ことり「・・・そうですか」
希「ねえ、あなたはどうしてそんな悲しい顔をしているの?」
ことり「私、もうすぐ外国に行きます。でも本当はこの学校が大好きで、廃校になるなんてとても嫌だったんです。だから、自分が行く前に何とかして廃校を阻止できないかと考えていたんですが・・・時間がないみたいで」
希「こと・・・南さん」
ことり「あなた副会長ですよね。何とかできないんですか?」
希「・・・できることならうちも何とかしたかった。でも、ごめんな・・・」
ことり「もう、誰も廃校を止められないんですね・・・すみません、ありがとうございました」
希「南さん!待って・・・」
ことり「さようなら、音ノ木坂」
南さんは私の前から走り去っていった。泣いてるみたいだった。
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