26:EzMiRiVl0[saga]
2015/11/19(木) 15:24:04.33 ID:XqQNArdl0
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希「ひぐっ、ぐすっ、うええっ・・・!」
絵里「希、気づいてあげられなくてごめんなさい・・・私がもっと早く気づいていれば、こんなことには」
希「えりちのせいじゃない、えりちの・・・」
絵里「今なら誰もいないから、思いきり泣いていいわよ。私の胸を貸してあげる」
希「ぐすっ、うん、うん・・・うあああん!!」
どれぐらい泣いたのだろう。外はもう西日になっていた。
絵里「希。あなた、他の人にも声をかけていたそうじゃない」
希「え?」
絵里「来てるみたいよ」
穂乃果「希先輩!」
海未「東條副会長!」
ことり「・・・外国に行くのは断りました。だって、やっぱりここが好きだったから!」
真姫「ピアノ、猛練習してるわ。あなたのことが気になりすぎてね」
凛「・・・希、ちゃん。凛、希ちゃんのこと応援したい。友達になりたい。いいかな?」
花陽「副会長さん、私スクールアイドルに興味を持ちました。A-RISEって、素晴らしいですね」
にこ「あんた、そんな辛気臭い顔をしてにこと顔を合わせるんじゃないわ。笑顔の魔法をかけてあげよっか。にっこにっこにー!ってね」
希「皆・・・」
まさか、皆がここにいる。でも、どうして・・・?
絵里「皆、本当はあなたのことが気になってたみたいなのよ。ちょっと私がそこに声をかけてみただけ」
希「えりち・・・」
穂乃果「この九人、ある意味では奇跡の九人じゃないかな?」
凛「そうかも・・・高坂さん、いや、穂乃果ちゃん!」
穂乃果「うわ!いきなり元気になったね星空、凛ちゃん!」
凛「やっぱりすごいにゃ、この皆!」
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