31:名無しNIPPER[sage]
2015/11/20(金) 00:11:36.57 ID:PP5gmupbo
グリP「(この資料は余分だな、ホッチキスを止め直さないと。文豪具は左の小物入れ)」
桃子「(また左、こんどこそ!)」
スカッ
32:名無しNIPPER[sage]
2015/11/20(金) 00:15:37.16 ID:PP5gmupbo
グリP「………………」
桃子「………………」
グリP「いきなり俺のヒザにダイブしてきてどうした?」
33:名無しNIPPER[sage]
2015/11/20(金) 00:16:04.75 ID:PP5gmupbo
桃子「痛い……足ひねったかも」
グリP「大丈夫かよ、足見せて。とりあえず、あっちのソファに運ぶぞ」
桃子「……はぁ」
34:名無しNIPPER[sage]
2015/11/20(金) 00:16:12.95 ID:PuJuNbXzo
ああああ先輩可愛いいいい
35:名無しNIPPER[sage]
2015/11/20(金) 03:16:26.67 ID:PP5gmupbo
――夜の事務所より
グリP「嗚呼、散々な一日だった。なんて言ったら世の男性に怒られてしまうか。しかし俺には仕事柄死活問題なのだよ、分かっておくれ。……誰に弁解してんだ俺」ガクガク
グリP「どうしよう、おちごと終わらないよ。右手が宙を荒ぶって何もできない」ガクガクガクガク
36:名無しNIPPER[sage]
2015/11/20(金) 03:16:56.04 ID:PP5gmupbo
茜「おっ、プロちゃんが子犬のような目で茜ちゃんを見ているぞ〜。んふふ、茜ちゃんがいなくてそんなに寂しかったのかな? ニヤニヤ」
グリP「おう、そのとおりだ」
茜「そうかそうか〜、しょうがないよね茜ちゃんはかわ…………え? マジ?」
37:名無しNIPPER[sage]
2015/11/20(金) 03:17:27.87 ID:PP5gmupbo
衝撃音がした、下腹部から脳天へ糸が抜けるような、変な感覚に脳は混乱、茜の身体が硬直した。「あ……あ……」声にならない声をこぼしてカクカクと首を落とす、その先。茜の股下ギリギリにプロデューサーのヒザが折り込まれていた。――股ドンである。巷でホットワードな壁ドンや床ドンや和田ドンの亜種でナウいJKがうっかり発情しちゃうイケメンアクションだ。茜は股下のヒザが障害になって横に逃げられない、しかし後ろは壁、前方に変質者。八方ふさがりである。……否、この拘束された事態よりも茜を困惑させたのはプロデューサーの行動であった。
茜「(馬鹿なっ、リア充の影に怯えて日陰でコソコソと生き、女性との接点が満足に星座も引けない都会の夜空レベルの点でしかないプロちゃんが茜ちゃんを壁際に追い込んで股ドンだと? 明日は槍が降るんじゃないの……)」
グリP「……俺、茜ちゃんがいないとダメみたいだ」
38:名無しNIPPER[sage]
2015/11/20(金) 03:18:56.28 ID:PP5gmupbo
すいません今夜中に終わらせたかったのですが無理でした
もうすぐ終わりますが明日に回します
画像貼ってくれた方、ありがとうございます!
39:名無しNIPPER[sage]
2015/11/20(金) 03:27:54.98 ID:Y8Bxmnbfo
乙
40:名無しNIPPER[sage]
2015/11/20(金) 10:02:43.29 ID:m+VKEUW9o
この展開は読めない
この後も読めんわ
41:名無しNIPPER[sage]
2015/11/21(土) 01:18:42.83 ID:Go4vISE6o
グリP「茜ちゃん、触っていい?」
茜「…………えっ?」
うつむきざまに茜は目を見開いた。ようやっと茜は自身の状況を分析し始める。夜の事務所、壁際に追いつめられた女、追いつめる男。プロデューサーの台詞は安直にして明白。そういう意味で求められている、彼女は理解した。
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