過去ログ - 榛名「艦プラビルドファイターズV」
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33:≫1 ◆6G6UiAPa1Q[saga]
2015/12/02(水) 00:47:25.53 ID:EOvWgvmo0
side-飛龍-『束の間の共闘』
翔鶴「あの子は、春雨ちゃんは苦しんでるんです! あの暴走しかけた一瞬、あの子の中に何かが…」
飛龍「まだ完璧に取り込まれてる訳じゃないのね… なら、人としての意思が残ってるなら勝機はある…!」
飛龍はリガズィの背部にゲルググを載せ、空中を旋回しながら思案する。 何か『邪魔』を排除できる策があれば戦闘を止められると踏んで、だ。
そして飛龍は思い出した。 自分が今左薬指につけているモノを、どうやって蒼龍を元に戻したかを。
飛龍「吹雪、アイツの足を止めて!私が指示するタイミングから1分くらい!」
吹雪「え…?」
飛龍「私の指輪を使って『プラフスキー・バースト』を発生させる!」
吹雪「でも、バースト核になれるのは… そうか、飛龍さんもバーストが出来る…!」
かつて飛龍は瑞鳳と共にバーストの中心、核となっている。充分に飛龍でも『プラフスキー・バースト現象』を引き起こす事が出来るだろう。
ただしお台場で使ったアリスタ結晶体は今持っているものより大きく、お台場全体を巻き込めたのも大型結晶体があったから出来たものであり現在持ってるアリスタでは範囲はかなり狭くなるかもしれなかったが。
吹雪「でも、私一人じゃ…」
「私を呼んだか?」
コックピットの中に憶えのある声が響いた。忌々しくもあるし、頼もしくもある声だ。恐らく自衛隊の回線を使ってるので米軍の通信も傍受していたのだろう、そしてその男が舞鶴に居るのは知っていた。
グラハム「よもや君に出会えようとは。乙女座の私には、センチメンタリズムな運命を感じずにはいられない…」
飛龍「まぁた余計な事言ってる気がするけど… 遅い登場じゃない、グラハム・エーカー!」
グラハム「堅物の艦長と指揮官の説得に時間がかかってしまってな。今から『R・レーガン』所属部隊は戦線へと参加する。それより、飛龍。ヤツを止める手段があるのか?」
飛龍「ええ、とっておき… でも接近しないとキツイし暴走状態になってる今、迂闊に接近出来ない」
グラハム「キミ程の人間が躊躇するとはな… ここは私の役目、と言う訳だな?」
飛龍「相手はビーム兵器持ちよ、現行兵器でやれる?」
グラハム「私を誰だと思っている?」
飛龍「そうだったわね… 任せたわよ、グラハム・エーカー!」
そしてグラハムの乗るF-35Bと飛龍のリガズィが同じタイミングでクィン・マンサに対し攻撃を仕掛ける!
駆逐棲姫「雑魚ガ、消エロ!」
クィン・マンサのファンネルが落としやすいであろうF-35Bに殺到するが…
相手が悪かった。そう言うしか無い程、F-35はファンネルによる包囲網を潜り抜ける!
駆逐棲姫「ナニッ!?」
グラハム「敢えて言わせてもらおう!グラハム・エーカーであると!!」
飛龍「吹雪!」
吹雪「はい!」
リガズィがゲルググを載せたままクィン・マンサを肉薄し、その後方から吹雪による足止め攻撃が殺到する!
そして飛龍は意識を集中させ、意思を『アリスタ』によって増幅させる
翔鶴「今です飛龍さん!」
飛龍「繋げ、私達の意思を…! プラフスキー・バースト!」
そしてリガズィとゲルググ、クィン・マンサがオレンジ色の光へと包まれて飛龍と翔鶴、駆逐棲姫の意識を繋いだ…
説得台詞(飛龍) 直下
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