過去ログ - セイバー「士郎、愛しています」
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11:名無しNIPPER
2015/11/21(土) 13:24:36.53 ID:hffjjocfo
セイバーの視線は聖杯へ、この時には士郎のことなど眼中になく声が届いていたかも疑わしい。
士郎はセイバーを力ずくで阻止しようと試みて全速力で近づくがセイバーはその何倍の速さで聖杯へと向かった。
間に合わない――。セイバーは聖杯へ構えた剣を今にも振り下ろそうとしている。

「セイバー!!!」

死を予感した時に訪れるといわれている現象が存在する。
それはすべての時が何倍も遅く感じるというものであるが、まさにそれが士郎に訪れた。
この展開は士郎にとって生死の分け目ではないが、精神的な面で言えば生死を分けるものといっても過言ではない。
自らの命を捨ててでもセイバーを生き永らえる事ができるのであればそうしたいところであった故、天は選択の一時を与えたのかもしれない。
その選択とは……。

「……ッ!?」

「はあっ……はあっ……」

「な、なに……?体が動かない……」

「……」

「ま、まさか……」


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