過去ログ - 姫「ボクの名は姫! 誇り高き勇者の血を受け継ぐ者!」
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◆WnJdwN8j0.
[saga]
2015/11/29(日) 20:20:07.27 ID:Dr3RY0P00
側室「お久しぶりですねぇ。わざわざお会いして下さって、ありがとうございます」
姫「久しぶり、側室さん」
魔物の国のゴタゴタには関与していなかったので、本当に久しぶりの再会となる。
それに姫が『姫』として側室と会うのは、これが初めてだった。
姫「赤ちゃん、無事に生まれたんですね」
側室「えぇ。男の子でした。ボク、お姫様にご挨拶なさい」
赤ん坊「あうあう」
姫「魔物でも、赤ちゃんは可愛いねぇ」
側室「今、魔王様の血を引くのはこの子だけですが…もうこんなこと起こらないように、この子は争いと無縁に育てていきます」
姫「そうして下さるとありがたい」
♪プッピャリャピャー
姫「ん?」
急に気の抜けた音がしたと思ったら――赤ん坊が笛をくわえていた。
赤ん坊「キャッキャ」
側室「あらあら。この子ったら、この笛を気に入ってしまって、いつも吹いているんですよ」
姫「へぇ…」
♪ピリャリリャ〜
姫「……」
姫は気付いていたが、言わなかった。赤ん坊が吹いているのは、笛吹きの笛だと――
姫(偶然だよね)
姫「ちゃーんと練習して、雑音出さないようにするんだぞ〜」
赤ん坊「だぁ♪」
姫「おーヨシヨシ」
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