過去ログ - 姫「ボクの名は姫! 誇り高き勇者の血を受け継ぐ者!」
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24: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/11/22(日) 18:24:42.28 ID:CuY+fJ810
王「お前は我が国の姫なのだ。悪意を持ってお前に近づく者がいれば、国自体へのダメージにも繋がる」

姫「…うん」

王「それに、その時に1番傷つくのはお前自身だ。だからそうならぬよう、お前にはもう少し慎重さを身につけてほしい」

姫「慎重さ…。そうだね、ボクに足りていないものだ」

王「そして…王族は国の『顔』なのだ。その自覚を少しは持て」

姫「……そうだね」

王「俺がお前に最低限言いたいのは、それだけだ…。だが、まぁ」

姫「ん?」

王「俺個人の気持ちとしては…お前が楽しんでいるのは、とても良いことだと思う」

姫「兄上…」

兄は王という立場があるから、とても大きなものを背負っているのだ。それなのに自分ときたら、兄に余計な気苦労をかけさせるばかりで…。

姫「ボク反省するよ兄上。勉強もちゃんとやる。…遊びにも、行くけど」

王「はは、遊びに行くなとは言っていない。それより、これから王子と一緒にティータイムにしようと思っていたのだが、お前もどうだ」

姫「うん、ボクもご一緒するー! 久しぶりに兄弟水いらずだね!」

王「そうだな」

その後2人はすっかり仲直りし、ティータイムに色んな話をした。
本当に久しぶりになる、兄弟での楽しい時間だった。




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