過去ログ - 姫「ボクの名は姫! 誇り高き勇者の血を受け継ぐ者!」
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26: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/11/22(日) 18:26:14.50 ID:CuY+fJ810
姫「わざわざ場所変える必要があるの? それに待ってろって、どれだけ待ってなきゃいけないのかな?」

笛吹き「それは……」

姫「……」

姫(何か事情があるのかなぁ。これは察しなきゃいけないやつ?)

自分はは『察する』というのが苦手だし、その自覚もある。
もしかして今は、その『察する』のが必要な場面なのか。

姫(兄上とも約束したもんね、大人になるって)

姫「わかった。その代わり、早めに来てよ? ボク、ボーッと待ってるの苦手だから」

笛吹き「…悪い」

姫「そんな、謝るほどのことじゃないよ」

笛吹き「いや…」

姫「?」

笛吹き「あんたには…いくら詫びても足りないんだ」ダッ

姫「? 変な笛吹き」

首を傾げながら姫は笛吹きの後ろ姿を見送り、それから丘を下った。




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