過去ログ - 姫「ボクの名は姫! 誇り高き勇者の血を受け継ぐ者!」
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73: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/11/26(木) 19:15:55.01 ID:PbFu1K8w0
♪プッパラビラリ〜ン

魔王子「よし! 着実に上達しているぞ!」

舞姫「ま、魔王子様」ヒクヒク

魔王子「舞姫…それにチェロ弾き。どうした、こんな遅くに」

舞姫(こんな遅くに騒音出すなよ)

チェロ弾き「舞姫様が、まだ踊り足りないと言われましてね」

舞姫「宜しければお付き合い頂けませんか、魔王子様」

魔王子「良いぞ。じゃあまた俺の笛で…」

舞姫「それは勘弁を」

魔王子「え?」

舞姫「あ、いえ…先程とは違った趣向の舞を披露したく」

魔王子「そうか。それは是非見てみたいな」

舞姫「はい、では…チェロ弾き」

チェロ弾き「はい」

チェロ弾きにより、優雅なメロディーが奏でられる。
その音楽に合わせて、舞姫はステップを踏み始めた。

魔王子「おぉ…」

魔王子は感嘆の声をあげながら、その舞を見ていた。

舞姫(魅了できている)

手応えを感じた舞姫は、魔王子に向かっていき――そして、手を取った。

魔王子「あ、え?」

舞姫「是非ご一緒に、魔王子様」

舞姫は誘惑の笑みを浮かべた。

魔王子「あ、ちょ、待っ!?」

あわあわしながらも、魔王子は舞姫のリードに合わせて動く。
即座に対応できる所を見れば運動神経は良いのだろうが、その動きはガチガチだ。

舞姫(こいつ、緊張しているな)

わざわざ色気をアピールしなくてもガチガチになってくれるので扱いやすい。
こうして舞が終わるまで、魔王子はガチガチだった。




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