過去ログ - 【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である【データ5】
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871: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2015/12/15(火) 19:04:42.30 ID:VI++eGMeo

「事実ではないと、私は思う」

天乃「え?」

「現に、君は私を……その。恥ずかしい話だが、救ってくれた」

何から救ったのか

それを深く言及することは男性自身にも出来なかったが

少し前までの自分とは明らかに違うと、男性は実感していた

「体が不自由で、味覚がなく。耳も聞こえない。だが、それでも君にはできることがある」

天乃「……………」

「君が思う以上に。いや、もしかしたら私が思っている以上にあるかもしれない」

男性の表情は優しく、

無表情、無感情だった少し前とは全く違っていて

女性職員も天乃も、思わず黙り込み、言葉を受け取る

「それに、君はもの好きと言ったが。存外、君の笑顔は下手なお礼よりも嬉しいかも知れない」

天乃「……何言ってるのよ」

「そうですね。事実……でしょうか」

一言褒めただけで、恥ずかしそうにする天乃を見つめ

男性職員は今まで何を思いつめていたのか。と、息をつき笑みを浮かべた


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