過去ログ - 志希「ねぇ、助手くーん」晶葉「Pは私の助手なんだぞ!?」
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20: ◆Freege5emM[saga]
2015/11/24(火) 01:47:25.76 ID:WpluowQpo




「……助手は」

志希が口を閉じてから、永遠とも思われるような間を置いて、晶葉が口を開く。



「……助手は、私の父に似てるんだよ……父はロボ作り、助手はアイドルのプロデュース。
 自分の熱中していることに一直線で、恋人とか、家族とか顧みない、甲斐性の無さそうなヤツで……」
「……うん」



「だから……担当アイドルとプロデューサーって関係が、いいのかな、って思ってた。
 仕事なら……私でも、ほかの子と同じくらいには、助手と一緒にいられるから……」
「……『ほかの子と同じくらい』で、満足できるの?」

志希の問いに、晶葉はまた言葉をつまらせた。

「その問いに対する答え、プロデューサーが目覚めるまでには、用意しておきなよ。
 じゃなきゃ、想いをくすぶらせたままになって、色々と良くないもの」



「……ま、その前に、あたしのハンカチ使っていいから、顔を拭っておこっか。
 泣いてるところとか――スキなヒトには、あまり見せたくないもんね」



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