31:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/24(火) 22:21:35.20 ID:U3uWc7f60
「ありがとう、星井さんも事務所に入るの?」
「ミキでいいよ。ミキはね、まだ事務所に入ってないの。最初は入るつもりもなかったんだけど、千早さんの歌を聞いてからは入ってもいいなって思ってるよ」
美希が言うと、隣にいた律子が口を挟んだ。
「こら、まだ美希を入れると決めたわけじゃないのよ。それにしても美希、どうして千早にはさん付けできるのに、私にはできないのよ」
「わからないの。律子……さんって言うのはなんかくすぐったいの」
「まったく……」
頭を抱える律子だったが、そこに千早が話しかけた。
「律子、私には呼び捨てでいいのに、どうして星井さ……美希にはさん付けで呼ばせるの?」
「ああ、それはね、美希はこの通り世間知らずだから、礼儀を教え込まないといけないでしょう?千早は逆に礼儀正しすぎるのよ。だから私を呼び捨てにさせて距離を近づける練習をさせてるってわけ」
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