324: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/11/30(月) 23:34:50.35 ID:4xZFluG8o
ほむら「……ありがとう、まどか。私なんかを好きになってくれて」
まどか「なんか、じゃないもん。強くて、優しくて、かっこよくて…誰よりも素敵なほむらちゃんだから、恋をしたんだよ」
ほむら「私のこと、そんな風に見ていたのね……」
325: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/11/30(月) 23:35:40.17 ID:4xZFluG8o
まどか「そう、なんだ……」
ほむら「だけど、いつからか…まどかとのことが変に気になるようになってしまったの」
ほむら「その理由がずっとわからなくて…私が、必要以上に噂を気にしすぎてるだけだと思ってた」
326: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/11/30(月) 23:36:19.49 ID:4xZFluG8o
ほむら「……私もまどかのこと、きっとそういう意味で…好きになってしまったんだと思う」
まどか「で、でも…わたしが言うのもおかしいけど、告白しただけでそんな……」
ほむら「まどかの告白は…多分、きっかけだったの。私の本当の気持ちに気づくきっかけに」
327: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/11/30(月) 23:36:56.93 ID:4xZFluG8o
まどか「いいの。わたしも…あれこれ悩んで、迷って…背中を押されて、やっとこうして告白できたんだから」
まどか「わたしたちはもう、両想いなんだから。細かいことは…気にしないで」
ほむら「……本当に、私でいいの?ずっと好きだってことに気づかないような鈍感で、残念な私で」
328: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/11/30(月) 23:37:24.90 ID:4xZFluG8o
『おめでとー!2人ともー!』
『いつまでも仲良くねー!』
まどか「……すごい歓声だね」
329: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/11/30(月) 23:38:12.35 ID:4xZFluG8o
『え、えー…こうして愛し合う2人はついに想いを通わせ、晴れて結ばれたのです』
『多くの人から祝福された少女の顔には、最高の笑顔が浮かんでいました……』
まどか「あれ…今のナレーション、さやかちゃん……」
330: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/11/30(月) 23:38:44.81 ID:4xZFluG8o
――――――
まどか「……はー」
ほむら「ふぅ、やっと落ち着けるわね……。後夜祭始まってるんだから、そっち行きなさいよ……」
331: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/11/30(月) 23:39:15.37 ID:4xZFluG8o
まどか「……すごかったね。演劇が終わったあと」
ほむら「えぇ……。まどかと一緒だと、どこに行っても人だかりができちゃったのよね……」
まどか「ここ…屋上に来るのも一苦労だったもんね……」
332: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/11/30(月) 23:40:32.76 ID:4xZFluG8o
ほむら「……私たち、本当に告白して、付き合って…恋人になったのよね」
まどか「うん……。もし友達のままだったら、膝枕なんてしなかったんじゃないかな」
ほむら「ふふっ。友達から恋人になって…まどかは何をしてくれるようになったのかしら」
333: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/11/30(月) 23:41:04.44 ID:4xZFluG8o
ほむら「……文化祭前夜もこうして、まどかと2人で屋上に来ていたわね」
まどか「昨日と違うのは…恋人になれた、ってことかな……」
ほむら「……もうすぐ終わってしまうわね。文化祭」
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