過去ログ - テレパシーが使える女子に会った話
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13: ◆D0ZmUeXKaGxm[saga]
2015/11/26(木) 18:26:44.61 ID:8Pdip540o
こういうの、テレパシーっていうんだよな。
実在したのか。

俺も彼女にテレパシーを送ろうとしてみたら、
やはりというか何も聞こえないようで、
以下略



14: ◆D0ZmUeXKaGxm[saga]
2015/11/26(木) 18:57:30.02 ID:8Pdip540o
しかし今は美術部。
彼女が、何も始めようとしない俺に疑問を持つのは早かった。

なにもしないの?

以下略



15: ◆D0ZmUeXKaGxm[saga]
2015/11/26(木) 19:10:55.83 ID:8Pdip540o
次の日、俺は森に入った。
彼女の見たい景色を探しに行った。

小川を見つけてその上に立ったとき、
彼女と同じ気持ちになった気がした。
以下略



16:名無しNIPPER[sage]
2015/11/26(木) 19:14:03.47 ID:v/kTbOu0o
石英の人?


17: ◆D0ZmUeXKaGxm[saga]
2015/11/26(木) 19:47:56.32 ID:8Pdip540o
「あったよ」と、彼女に写真を差し出す。
受け取った写真を見る彼女の表情が明るくなる。

「スゴイ」

以下略



18: ◆D0ZmUeXKaGxm[saga]
2015/11/26(木) 20:49:09.00 ID:8Pdip540o
それから俺は彼女の色んな絵を見た。
そして色んな写真を撮った。

埃の積もった古時計。
紫陽花の葉に乗るカタツムリ。
以下略



19: ◆D0ZmUeXKaGxm[saga]
2015/11/26(木) 22:31:27.86 ID:8Pdip540o
そこには洋館があった。
白い壁に黒い屋根、
上品な窓の、高級そうな家。

その家の隣に文字が書かれる。
以下略



20: ◆D0ZmUeXKaGxm[saga]
2015/11/26(木) 22:59:02.94 ID:8Pdip540o
2ヶ月が経った。
彼女の描いた絵はもう最後になっていた。
綺麗に描き直した絵をあげたいから、ちょっと待っててね。
彼女にそうお願いされてから、俺は自分の撮りたい写真を撮った。

以下略



21:名無しNIPPER[sage]
2015/11/29(日) 12:38:53.84 ID:Q/XEAJ/nO



22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2015/12/17(木) 16:33:51.56 ID:GAuSwybcO
とてもいい


23: ◆pFRJI5Zhz6[saga]
2015/12/23(水) 01:53:37.39 ID:xK2zdZOro
昨日はこんな写真を撮ったんだ。
そう言って、寂れた駅の写真を彼女に渡す。
彼女は、受け取った写真の裏に日付を書く。
その文字の様子から、喜んでくれていることがわかる。
それ以前に、彼女の嬉しい気持ちがテレパシーで伝わってくる。
以下略



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