過去ログ - 唯「わたしがオバさんになっても」
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49:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/26(木) 22:29:08.67 ID:jnRZeB6L0




「おかえり」

「…ただいま」

リビングに入る。ソファーに腰掛けたりっちゃんが自然にわたしを出迎えた。
右手でペットボトルの蓋を閉め、テーブルに置くとわたしをじっと見つめる。
わたしは思わず目を逸らして台所の冷蔵庫に向かった。

「冷蔵庫の中の発泡酒、飲んでくれてよかったのに」

「いや、いい」

そんなこと気にする柄でもないくせに。
合鍵、返しに来たのかな。

「いいワインもあるんだよー、こないだ貰っちゃって……」

「それもいい」

どうしてもりっちゃんに目線が合わせられない。背中を向けながら声をかける。
うわ。なにかおかしい。相手はりっちゃんだよ? なんで?



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