過去ログ - 唯「わたしがオバさんになっても」
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67:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/26(木) 22:55:32.36 ID:jnRZeB6L0


少しづつさ。歯車はズレていくんだよ。
何にも変わってないつもりでも、生活が変われば人は少しづつ変わっていくんだよ。
そうして長い時間が経ってから気付くんだ。
以下略



68:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/26(木) 22:56:32.75 ID:jnRZeB6L0


「りっちゃんは、
 結婚とか考えてないの?」

以下略



69:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/26(木) 22:57:13.28 ID:jnRZeB6L0




「…好きな人とか、いないの」
以下略



70:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/26(木) 22:57:41.70 ID:jnRZeB6L0


「好きなタイプは?」

「なに? なにこれ? 中学生みたいなこと聞くなよ」
以下略



71:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/26(木) 22:58:26.66 ID:jnRZeB6L0


どうせウケ狙いで有名人の名前とか言い出す気だろう、
そんなこと言ったら、お尻に敷いてるサブトンで思いっきりはたいてやろうと右手で端を掴もうとした瞬間、りっちゃんが大きく目を開いて言った。

以下略



72:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/26(木) 22:58:56.67 ID:jnRZeB6L0


「唯」

「え?」
以下略



73:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/26(木) 22:59:33.97 ID:jnRZeB6L0


「だから唯だってば」

冗談にしてもそう出られるとは思っていなくて、掴んだサブトンの端から右手が離れた。
以下略



74:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/26(木) 23:00:07.38 ID:jnRZeB6L0


「話は合うし、一緒にバカやってくれるし、わたしのことわかってくれるし、楽しいし」

指を折りながらりっちゃんは喋り続けた。
以下略



75:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/26(木) 23:01:10.66 ID:jnRZeB6L0


「もし…もしも、の話だけど、わたしか唯のどっちかが男だったら、とっくに唯にプロポーズしてたかもな。
 あ、これ昔似たよーなことムギに言われたっけ?」

以下略



76:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/26(木) 23:01:57.09 ID:jnRZeB6L0


「…あ、ごめん。つまんないこと言って。
 わり。わたし、トイレ」

以下略



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