過去ログ - 晶葉「どうにも私は、恋をしているらしい」
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28: ◆zefPw5mKfA[saga]
2015/11/27(金) 00:35:16.52 ID:NjB6h2Aj0

全てを話し終えてみれば、何だかとても清々しい気分になった。
自分の気持ちを自然体で受け止められているような、そんな穏やかな心持ちだろうか。

「……あ、晶葉しゃん」

鈴帆の顔が真っ赤になっている。聞いていて赤らむほどに恥ずかしい話だったろうか。
そうかもしれない、なんて笑みを返してやる。

「なんっつーか、洗いざらい吐いたわね」

いつの間にか居住まいを正している心が、満面の笑みを浮かべている。
志希は、そんな心に膝枕をされながら幸せそうにくねくねと身を捩らせていた。

「今更だけど、これ、私達が聞いていい話だったのかしら……」

第四の声は私の座るソファの向こうから聞こえてきた。



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