過去ログ - 【ディケイド】門矢士「俺がアイドルのプロデューサーか」【デレマス】
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31: ◆7ALWpexvKs[saga]
2015/11/30(月) 22:43:21.38 ID:94arsDz50
卯月「お待たせしました!」

10分もしないうちに、着替えを終えた5人が合流する。

これで全員が合流した。士はプロジェクトルームへ戻るために、来た道を14人の少女に背中をぐいぐいと押されながら歩き始める。

その途中、士はあちこちから好奇の視線が突き刺さるのを感じていた。

彼がプロデューサーだから少女たちを引き連れているように見えるのかもしれないが、実際は少しでも早く戻るために先頭を歩いているに過ぎない。

杏「迎えに行くだけなら、杏も出てくる必要、なかったよね?」

きらり「もーぅ杏ちゃん!たまにはみんなと一緒にお話しするのも、大事なんだから!」

蘭子「良いではないか、怠惰の妖精よ。我らが城で、これより盛大な宴が始まるのだ。それを思えば、この行程もまた一興というもの!」

みりあ「そうだよねー♪」


士の背後には、なんのかんのと楽しそうに騒ぐ14人の少女がいる。極めて平和的で微笑ましい光景だ。

ユウスケなら、この会話に混じって一緒に笑っているだろう。



しかし、そんな光景が、逆に士の警戒心を強めることになる。

『悪』というものは、そんな瞬間をぶち壊すために現れるものだ。



士「――――」

そんな状態の士を狙ったかのように、再びあのイメージが、影に包まれ地球が崩壊していくイメージが、彼を襲う。

それは、この『世界』が、士に発したSOSか。

あるいは、幾多の戦いを潜り抜けて来た彼の『勘』によるものだったかもしれない。




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