過去ログ - やすな「やらないとこっちから噛むぞおおおお」
1- 20
3:名無しNIPPER[saga]
2015/12/01(火) 18:34:36.88 ID:T0P1NCyF0
肩に回したやすなの腕はあまりにも冷たく、しっかりと手を握ろうが十分な熱は感じられない。
一方で吐息は荒く、肩での呼吸が大きくなっている。とはいえ、今までの戦闘や逃走劇を繰り広げたの私の身体も対して差は無いだろう。
このやすなを支えながらの移動は非常に堪えるものがあり、まるで全身の間接に鉛が押し詰まっているかの如く、身体が言うことを利かなくなってきている。

それでも一歩、また一歩と地面を蹴った。
こんな所でくたばるのは死んでもごめんだ。生きてるからこそなおごめんだ。

物陰や生きた電灯がある道を見つけ、角を曲がる。
何とかやすなを支え寄せながら、再び足を振り進む。
滴る汗が目に入り、酷くしみた。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
27Res/14.36 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice