過去ログ - 【ラブライブ!ss】昔々あるところに、お爺さんとお婆さんが暮らしていました。2期
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名無しで叶える物語(たけのこ饅頭)
[saga]
2015/12/02(水) 21:22:35.12 ID:c1S6f+YX0
こと婆「もう....良くなったの?」ウルウル
うみ爺「そうみたいです。何故か....心身共に疲れてますけどね....」
モッギュー♡
こと婆「ぅあぁぁん!うみ爺さんっ!!!」ナミダボロボロ
うみ爺「こと婆さん!?」
こと婆「死んじゃうのかと思ったよぅ!もう会えなくなっちゃうのかと思ったよぅ!ぴぇぇぇぇんつ!」ナミダボロボロ
うみ爺「うっ、そんなに....私は心配させてしまったのですね....もしかしてみんなに迷惑などは....?」
こと婆「うみ爺さんったら、悪魔にとりつかれて、沢山暴れてっ!沢山苦しんでっ!すごく....すごく心配したんだからっ!」ナミダボロボロ
うみ爺「悪....魔....?それに暴れて迷惑を....」
こと婆「全部うみ爺さんが美人さんで完璧なせいなんだからっ!」ナミダボロボロ
うみ爺「え、な、いきなり何の話ですか!?」
こと婆「馬鹿馬鹿馬鹿ぁっ!うぅっ........ぐすん........zzz」モギュー
うみ爺「ええっ!?寝てしまいました....」
こと婆「馬鹿ぁ....zzz」
うみ爺「馬鹿、ですか....そうですね、私はみんなに心配をかけてしまった大馬鹿者ですね....でも、みんなのおかげで私はここにいるのでしょう....」
‥‥
うみ爺「何があったのか思い出せませんが、きっとあと少しで私は死んでいた....この恩はどう返せば....」クスクス
‥‥
うみ爺「ですが....何か酷く....痛い思いをした気がします....」
『あはぁ♪美味しいなぁ♪』
うみ爺「うっ....!?」ゾクゾクッ
うみ爺「なんですか....今のは........でも、記憶の中に確かに存在するような....」
ピクピクッ
うみ爺「何故?....思い出そうとすると震えが....」
こと婆「うみ爺....さん....zzz」
うみ爺「....もう過ぎたことです。気にするのはやめて寝ましょうか....自分の知らない内になにか大変なことが起きていたなんて、本当に不思議ですねぇ....」
こうして、うみ爺さんは征服の悪魔から救われました。
もちろん次の日の朝は、みんなわんわん泣いてうみ爺さんに抱きつきました。
そして、また数日が経ちました。
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