過去ログ - 水本ゆかり「背中を押してください。それだけで十分です――」
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42:名無しNIPPER[sage]
2015/12/05(土) 11:00:42.11 ID:FYmHJbMQ0
見つかった。

知っていた筈なのに。

どうして忘れていたんだろう――
以下略



43:名無しNIPPER[sage]
2015/12/05(土) 11:01:13.56 ID:FYmHJbMQ0

そう、アイドルになりたいと思ったのは、フルートの先生の指導を受けた時。

そして、奏者として目の当たりにした、輝き。

以下略



44:名無しNIPPER[sage]
2015/12/05(土) 11:01:41.78 ID:FYmHJbMQ0

一流の奏者は、自分だけの世界を持っている。貴方にはそれが足りない、と――。


世界とは個性。
以下略



45:名無しNIPPER[sage]
2015/12/05(土) 11:02:08.39 ID:FYmHJbMQ0

アイドルは自分に足りない部分を埋めてくれる存在に見えた。
アイドルは自分のペースに巻き込んでいくものだから。
アイドルになったら自分の世界が手に入ると思ったから。

以下略



46:名無しNIPPER[sage]
2015/12/05(土) 11:02:36.65 ID:FYmHJbMQ0
――でも、私は持っていた。

私はもう持っていた。
自分だけの輝きを。



47:名無しNIPPER[sage]
2015/12/05(土) 11:03:31.26 ID:FYmHJbMQ0

何かに追い立てられているわけでもない、切羽詰まっているわけでも無い、恵まれているのだろう境遇であるからこそ、存在する――かけがえのない純粋な想い。


――そう。
以下略



48:名無しNIPPER[sage]
2015/12/05(土) 11:03:58.95 ID:FYmHJbMQ0

手を広げて笑顔でいてくれている友人達と、手を繋いで前に。
自分らしい自然なテンポで。




49:名無しNIPPER[sage]
2015/12/05(土) 11:04:33.96 ID:FYmHJbMQ0
もっと前に。

誰よりも。

誰よりも。
以下略



50:名無しNIPPER[sage]
2015/12/05(土) 11:05:32.73 ID:FYmHJbMQ0

スポットライトを浴びたくて。友達と触れ合いたくて。
そして、欲張りな私が欲しかった「ライバル」と。

自分の感情を飾らずに伝えられる――ファンの方達と。
以下略



51:名無しNIPPER[sage]
2015/12/05(土) 11:06:02.09 ID:FYmHJbMQ0

<――アイドルに、なりませんか>
<――はい。そして、そっと私の背中を押してください。アイドルらしくなる為に……>


以下略



52:名無しNIPPER[sage]
2015/12/05(土) 11:06:57.27 ID:FYmHJbMQ0


おわり


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