過去ログ - 二宮飛鳥「死にいたる病あるいは乾燥させた葉を煮出し雌牛の分泌する液体を混ぜた物」
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18:名無しNIPPER[saga]
2015/12/07(月) 13:15:06.68 ID:n95sZXJf0


 喉が渇いた。


 泥の中の外へと到る塔は、アスカの形をした泥で完成した。
細部は違えどこれらは皆どれもアスカだ。
いずれはボクもこの中へと並び、アスカの形をするのだろう。


 だれがボクを積み上げるのだろう? ボクは今塔を上っているのに。



 ゆっくりと体を揺する。アスカの形をした泥は崩れない。


 このアスカとボクは何処が違うんだろう? 





「ボクはアスカ。二宮飛鳥」

 ゆっくりと体を揺する。ボクの形をした泥は崩れ始める。


「抵抗……自身への枷でもある、か。
 凍える前に……抜け出さないと」






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