過去ログ - 二宮飛鳥「死にいたる病あるいは乾燥させた葉を煮出し雌牛の分泌する液体を混ぜた物」
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32:名無しNIPPER[saga]
2015/12/07(月) 13:25:58.91 ID:n95sZXJf0

「この弁当はボクの体調を考慮した母さんの手作りだが、実際の所は夕飯の残りを詰めただけ」 

光「御母堂の愛情だな」

「そうだね、キミの言葉は賢く聞こえる。
 こうしたさりげない日常の演出で、昨日と今日が断絶していないコトをボクへ伝えようとしてくれている。
 母の愛とは偉大なものだね。さすがに14年間もアスカを見つめ続けていただけのコトはある」

光「なら次はアタシの愛を見せる番だな。
 頼まれていた福寿草、心臓に効くんだ。
 スムージーだと朝作っても、昼には腐っちゃうからな」

「助かるよ、ありがとう。
 医者には精神を落ち着かせるためにハーブティーを試すのが良いと言われたが……。お茶は苦手なんだ。
 牛乳と蜂蜜を混ぜて苦味を消せないのが残念だよ」

光「ふーんエラーが出たな。
 アタシにわかるのは、死体は腐ってしまう事だけど」

「その通り。ボクは食事をし栄養の吸収を必要としている。
 アスカの肉体が今でも生きている何よりの証拠だ」


 つまるところ、社会的に見ればアスカは昨日と何も変わらずに生存している。
そもそもがアスカに従属するボクが、アスカの肉体を殺してしまった場合、ボクの存在する寄る辺は消失する。
ならば逆説的に考えれば、ボクはアスカを殺していないコトになるのではないか?



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