3:  ◆tPHkm/jYV.[sage]
2015/12/09(水) 00:06:35.88 ID:KPPGBGHd0
 P「うー…寒い寒い…外は冷えるなあ…」 
  
 事務所の談話室。徹夜明けで仕事もひと段落ついたので何か腹に入れておこうと、近場のコンビニで適当なものを買ってきた。 
  
 まだ朝も早く、事務所には俺以外の職員は来ていない。 
4:  ◆tPHkm/jYV.[sage]
2015/12/09(水) 00:07:52.96 ID:KPPGBGHd0
 P「お、お湯沸いたかな」 
  
 今日は珍しく冒険して、普段は買わない「冬の新作ラーメン!」とか言ういかにもな物を買ってきていた。 
  
 「タイマーは…よし。…激辛かあ…どんなもんなんだろうな」 
5:  ◆tPHkm/jYV.[sage]
2015/12/09(水) 00:08:29.94 ID:KPPGBGHd0
 ガチャリ。 
  
 P「ん?」 
  
 談話室の扉の音。 現在時刻は朝の7時半を過ぎたところだが… 
6:  ◆tPHkm/jYV.[sage]
2015/12/09(水) 00:09:16.71 ID:KPPGBGHd0
 P「加蓮も? どうしたんだ、こんな早くから……まさか、とうとう夜逃げしてきたのか…?」 
  
 加蓮「そうなの! もう大変だったんだから…聞くも涙、語るも涙なんだよ…ぐすっ」 
  
 凛「加蓮、乗らなくていいから…散歩だよ、ハナコの。ねー。」 
7:  ◆tPHkm/jYV.[sage]
2015/12/09(水) 00:10:22.37 ID:KPPGBGHd0
 加蓮「私はたまたま凛の家に泊まりに行ってて。凛がここの近くの公園まで行くって言うから、じゃあ私も行くーってなって。」 
  
 P「なるほどな…道理で夜逃げにしては身軽だなあと思ったんだよ」 
  
 凛「まだ続けるのそれ…」 
8:  ◆tPHkm/jYV.[sage]
2015/12/09(水) 00:11:14.20 ID:KPPGBGHd0
 加蓮「本当はハナコの首輪に爆弾が付いてて外すと爆発しちゃうの! それで…」 
  
 P「なんと…そういうことだったのか…」 
  
 加蓮「Pさん!」ひしっ 
9:  ◆tPHkm/jYV.[sage]
2015/12/09(水) 00:11:53.16 ID:KPPGBGHd0
 ぴぴぴぴぴぴ… 
  
 加蓮「あ、できたよ」 
  
 P「おう、できたな」 
10:  ◆tPHkm/jYV.[sage]
2015/12/09(水) 00:12:35.42 ID:KPPGBGHd0
 P「さて、では早速…」 
  
 加蓮「いただきまーす♪」ずずー 
  
 P「おい」 
11:  ◆tPHkm/jYV.[sage]
2015/12/09(水) 00:13:15.62 ID:KPPGBGHd0
 凛「はあ…人のもの勝手に食べるからだよ…ハナコだってそんなことしないのに」 
  
 加蓮「うぅー…わん!」 
  
 凛「いや、私に吠えられても」 
12:  ◆tPHkm/jYV.[sage]
2015/12/09(水) 00:14:18.15 ID:KPPGBGHd0
 加蓮「Pさん何でそれ普通に食べられるの…?」 
  
 P「それはな、俺がプロデューサーだからなんだ」 
  
 加蓮「プロデューサーってすごい。改めてそう思った」 
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