過去ログ - 葉山「それでも俺は……本物の好感度が欲しい」【コンマ】
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631: ◆GDKJqrPEaE49[saga]
2016/02/08(月) 12:48:59.62 ID:A5XnR4dfo
八幡「そこで俺からの提案だ、雪ノ下。お前、陽乃さんに勝ってみたくないか?」

雪乃「……え?」

八幡「あの自信満々で、生まれてから誰にも負けた事がないけどそれがどうかしたの? みたいな顔してるあの人に一度ぐらいギャフンと言わせてみたくないか?」
以下略



632: ◆GDKJqrPEaE49[saga]
2016/02/08(月) 12:51:47.39 ID:A5XnR4dfo
八幡「それで、どうだよ、雪ノ下? あの人に一回ぐらい一泡吹かせてやりたくないか」

雪乃「……つまり、今回の文化祭、私が実行委員長になれと貴方はそう言いたいのね?」

八幡「元からやりたがる奴がいないし、お前なら反対する奴もいないだろうからな。それに、葉山が副委員長にでもなれば、ほぼ完璧な布陣だろ。把握や処理や統制能力が格段に上がるはずだ」
以下略



633: ◆GDKJqrPEaE49[saga]
2016/02/08(月) 12:53:12.88 ID:A5XnR4dfo
八幡「俺には妹がいるんだけどな……。そいつが今度の文化祭に来るんだよ」

相模「妹?」

八幡「妹は今年受験で、総武高校を目指してる。俺としては妹に合格して欲しいから、今年見学に来る文化祭を大成功させたいんだよ」
以下略



634: ◆GDKJqrPEaE49[saga]
2016/02/08(月) 12:54:08.61 ID:A5XnR4dfo
八幡「とにかくそういう訳だから、クラスでの出し物については、珍しく俺もやる気を出す。……全力で成功させにいく。奉仕部に丸投げはしない」

八幡「だけど、俺一人の力じゃそこまでしか出来ない。どれだけやれたとしてもクラス一つが限界だ」

八幡「学校全体で大成功させようと考えるなら、さっきも言った通り俺では無理だ。奉仕部の面子、葉山や雪ノ下の力が必要になる」
以下略



635: ◆GDKJqrPEaE49[saga]
2016/02/08(月) 12:55:01.04 ID:A5XnR4dfo
八幡「じゃあ聞くけどな、相模。この総武高校の文化祭をお前ならどうやって大成功させる?」

相模「え……。どうやってって……。有志の人とかを増やすとか……?」グスッ

八幡「雪ノ下、お前ならどうする?」
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636: ◆GDKJqrPEaE49[saga]
2016/02/08(月) 12:55:48.75 ID:A5XnR4dfo
八幡「葉山、お前も似たような事を考えるよな、多分」

葉山「……そうだね。盛り上げる為に何かのコンテストを開くとか、出し物のスタンプラリーを企画するとか、そういった事を俺は考えるけどね」

相模「う…………」
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637: ◆GDKJqrPEaE49[saga]
2016/02/08(月) 12:57:06.98 ID:A5XnR4dfo
八幡「…………」

雪乃「貴方は追わないのかしら?」

八幡「追って、何を言うんだよ。さっきは本当の事を言って悪かったって言えばいいのか?」
以下略



638: ◆GDKJqrPEaE49[saga]
2016/02/08(月) 12:59:19.72 ID:A5XnR4dfo
八幡「それより、お前こそ追わなくていいのか? 多分、相模はお前にも追いかけてきて欲しいと思ってるぞ」

雪乃「……そうかしらね」

八幡(……俺も、前に雪ノ下を追いかけた事がある。あの時の雪ノ下はどう思っていたかは知らないが、由比ヶ浜と一色は俺に追いかけろと言った。だから……)
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639: ◆GDKJqrPEaE49[saga]
2016/02/08(月) 13:00:21.63 ID:A5XnR4dfo
雪乃「」ガタッ

八幡「……行くのか?」

雪乃「ええ。と言っても、どこを探せばいいのか、見当もつかないけれど……」
以下略



640: ◆GDKJqrPEaE49[saga]
2016/02/08(月) 13:03:03.43 ID:A5XnR4dfo
八幡(結局、相模次第か……)

八幡(だが、依頼を受けない事になっても、これで相模が実行委員長に立候補する事はないはずだ。つまり、最低限の目的は達成してる)

八幡(……後は雪ノ下がどうするかだな)
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