過去ログ - シン「ユリア、そしてケンシロウ…永遠に」
1- 20
40:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/06(水) 13:43:58.10 ID:SeNd7UaHO
おれはいずれケンシロウに倒される存在だ

こう言うと言い訳がましいかもしれないが、せめておれの手の届く範囲の人間だけでもでも、ケンシロウが来るまでの間他者の手により命を落とすことのないようにしておきたかったのだ。もっとも、ラオウやユダが善意で焼印をしているとは全く思えないが



おれは仮にもラオウやトキにも劣らぬ才を持ったケンシロウと互角の才を持った天才と呼ばれた男。年月をかければ万一にもラオウを倒せる可能性はあるかもしれない。だが南斗聖拳最強の男であるサウザーはそうはいかない。天翔十字鳳がある以上、他の南斗聖拳では倒せないのだ。それが仮に北斗神拳に親しく修行の場を共にする南斗孤鷲拳であってもだ

つまり、サウザーからは確実に、またラオウからは現状ではユリアを守りきれないのだ。

おれはあくまでケンシロウが来るまでの時間稼ぎだ。今のおれにはユリアを本当に幸せにすることも、永久に守り抜くこともできない。これらは本来ケンシロウがすべきことだ

だが、おれのすぐ側にユリアがいる
この事実が、おれの心の片隅にいる欲望を妖しく刺激した





ーおれの行いでユリアがおれを好くはずがないことは分かっていた


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
51Res/28.47 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice