過去ログ - 北条加蓮「藍子と」高森藍子「あたたかなカフェで」
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22:名無しNIPPER[saga]
2015/12/18(金) 19:40:47.54 ID:wA+3Y4Yr0
加蓮「うん、バレてるよ。藍子が気を遣ってくれた時とか、心配してくれてる時とか……だって藍子、分かりやすいもん」

藍子「や、やっぱりですか? 私は……加蓮ちゃんのそういうところ、ちゃんと見抜けるようになればいいなって思いますけれど、私にはちょっと難しいみたいで……」

加蓮「んー……んー? や、けっこう見抜かれてる自覚あるんだけどなぁ……さっきのだってそうじゃん。ぐにぐにってしてくれた時」

藍子「あれはたぶん、私じゃなくてもわかりますよっ」

加蓮「そう? それでさー、私もぜんぶ分かるなんて大げさなこと言わないけど、分かることは分かるんだよね」

加蓮「……嘘じゃなくて、隠し事になるのかな。うん、そう言い訳しとこ」

加蓮「正直、今日カフェに来るのが怖かった理由、もう1つあるんだ。28日の時は誤魔化しちゃったもんね。でも藍子だって覚えてるんでしょ?」

加蓮「写真のことは忘れてた癖に、ホント、相手の……私のことばっかり」

藍子「…………」


加蓮『来年の今日に、私と――』

加蓮『…………』

加蓮『……………………』

加蓮『……ここから先はパーティーが終わってからで!』


加蓮「ねえ、藍子」

藍子「はい」



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