過去ログ - 美希「もどかしさが奏でるブルース」
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7:名無しNIPPER[sage]
2015/12/18(金) 20:10:58.88 ID:vZa4x2Cjo
P「ふー、今日は結構早上がりだったな。たまにはシャワーじゃなくて、風呂に入るか」

買ってきた晩飯と、ビールを冷蔵庫へと放り込んで、お湯を湯船に入れる。
その間、暇なのでテレビでも見ていよう。

P「お、今日は美希の特集か。そういえばこの前密着取材あってたなあ」

P「『ここ最近、メキメキと頭角を現してきた星井美希! 彼女の力の源にせまる!』か」

リポーター『ここまで、どうして頑張ってこれたの?』

美希『えーっと、やっぱりみんなにキラキラを届けたいから、かな』

リポーター『それはどういう事?』

美希『ミキのファンの人たちに、もっともっと楽しくなってもらいたいってこと!』

リポーター『なるほど〜。そう思うようになった出来事はなにかあるの?』

美希『ん〜それはね……ヒ・ミ・ツなの!
ヒミツの多いオンナの方がいいオンナって貴音が言ってたの!』

リポーター『え〜そこをなんとか〜』

美希『ダメ〜!』

P「はは、仕事してる時はちゃんとしてるから、すごいよな、あいつ」

P「しかし……まあ、あの態度はどうにかならないものか」

度重なる自分へ対する行動。いくら鈍感な自分でも、気付いてしまった。
けれど、美希のそれは一時的なあこがれみたいなもの。
そして、同時に自分の美希への想いにも気がついてしまった。
だけど、それは決していけないものだ。
お互いの立場、年齢、責任。それらに依って。

「いや、体の良い言い訳にしてるだけか」

ピー、と無機質な音が響く。思案しているうちに、風呂の準備ができたようだ。
今日はどうも考えこんでしまう。明日のこともあるし、さっぱりして、ビールをあおって寝よう。


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