過去ログ - 海未「新しく入部してきた一年生たちがヤバすぎるのですが……」
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7:名無しNIPPER[saga]
2015/12/19(土) 23:59:35.21 ID:A7VbibUhO

昼休み。
他の生徒は昼食で出払っているせいか凛たちがこうして対峙している廊下は授業中のように人気は無く、広く感じた。


真姫「暴力でなら私に勝てると思っているようだけど、さっきのでわからなかった?」

凛「反応しやすい顔の近くにしてあげたからね」

真姫「馬鹿って本当におめでたい頭してるわね。まぁいいわ……いつでもかかって来なさい」

凛「なら、お言葉に甘えてっ」


凛は左足の爪先で強く床を蹴り、一瞬にして真姫との間合いを詰めた。

その尋常ならざる凛の瞬発力に初めて真姫の表情に焦りが見える。


真姫「速いっ…」


そして潜るように身を深く落とし、真姫の視界から消える凛。

真姫が凛のその動きを肉眼で捉える頃には、更なる死角。
真姫からして左の側面から振り抜かれようとしている拳の風切り音が耳に響いていた。


凛「死ねぇっ!!」


凛の拳が側頭部を直打する瞬間、真姫は前方に身を乗り出し、これを間一髪かわした。

その勢いのまま凛に掴み掛かろうとする真姫の動きを即座に読み、するりと身を捩って回避する。


真姫「チッ…」

凛「へぇ、あれを避けるんだ? やるじゃん」

真姫「…そっちこそ」



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