過去ログ - エツァリ「どこまでもお供しますよ、御坂さん」
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13:名無しNIPPER[saga]
2016/01/01(金) 17:03:16.21 ID:rO7pPSeE0

本日の日付は八月二十八日。
夏も夏。どこからどうみても気持ちいい程の猛暑日である。
確かにここは室内であり、さらに詳しく言うならば真っ白な病室の一つであり、備え付けられているエアコンはさすがは学園都市製、温度調整もバッチリで汗が滲んでいるようなことはないが。

夏にコロッケとは、いかに。
冬にアイスじゃあるまいし。

辟易とした表情を浮かべる美琴の横で、紙袋を渡した少年が、なにやら嬉しそうに解説し始めた。

「今話題の――という訳ではありませんが、中々に美味なコロッケですよ。七学区の穴場にありましてね、知る人ぞ知る、ちょっとした有名店なんです。味は自分が保証しますよ」

アンタ絶対暇よね、という言葉を、コロッケを詰め込むことでお口の中に押し込んだ。一応は買ってきてもらった身である。
いくら頼んでなかろうとも、その位の誠意は見せるべきだ。勿論ウザいけど。
種類は豚肉と牛肉とチーズらしい。少年が爽やかな笑顔とともに教えてくれた。
ちなみに一番のおすすめは牛肉だそうなので、とりあえずそれから手を付けることにする。



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