3:名無しNIPPER[sage saga]
2015/12/24(木) 00:33:16.04 ID:MINR9RW5o
だからあの高校生達とあの出来事を、私は今もずっと忘れられずにいる。特に、印象的だったあの人のことは。
クリスマスイベントのお手伝いに参加して偶然再開できたその高校生達はとても優しくて、小学生の私には立派な大人に見えた。
やっぱりあのとき私達に向けた悪意は紛い物だ。私を救おうとやってくれたことなんだ。聞いてはいないけどそう確信できた私は、漠然と抱いていた憧れをさらに強いものにすることになった。
改めて机の中に入ったそれをうんざりした気持ちで眺める。幻覚でも見間違いでもなかった。
さすがに見つけてしまった以上このまま無視するわけにもいかず、そっと隠れるように開けて中を見ると、私を呼び出す内容の文章が男の子の字で書かれていた。
まぁわかってたけど、やっぱりねって感じ。
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