過去ログ - 八幡「俺ガイルのキャラをシャッフルする」
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◆rGsyzf.Kp2
[saga]
2016/02/07(日) 22:59:17.93 ID:CADdj3CT0
八幡(思えば)
八幡(俺を見てくれる存在なんて……沙希を除けばこれまで一人だっていなかった)
八幡(……あの人だって、結局俺のことなんざ見ちゃいなかったんだからな)
八幡(だからこそ、だろう)
八幡(いつしか、自分が世界の外にいる気分になっていた)
八幡(俺の世界には、俺しかいない)
八幡(そんな奇妙な錯覚に陥っていた)
八幡(俺の行動で誰かが心を動かすなど、考えもしなかったのだ)
留美「……ねぇ、戸塚、葉山、八幡」
戸塚「な、なに……?」
留美「仕事……手伝うから」
葉山「え………?」
留美「私も、みんなを手伝う。厳しいんでしょ?」
戸塚「そ、そんな!鶴見さんは奉仕部員でもないのに……」
留美「厳しいんでしょ?」
戸塚「う………」
留美「じゃあ、決まり。いいよね、八幡」
留美「……しっかりと、見張ってあげるから」
八幡(………だが、今はどうだ)
八幡(俺を見てくれる人がいる)
八幡(俺のために泣いてくれる人がいる)
八幡(それなのに……まだ俺は俺だけの世界にいる気でいるのか)
八幡「……あぁ、よろしく頼むよ、"留美"」
留美「……………!?」
戸塚「は、八幡……!?」
八幡「どうした、"彩加"」
戸塚「っ!!〜〜〜〜〜///」
葉山「八幡………!」
八幡「勘違いするなよ"隼人"。みんな俺のことを下で呼ぶのに、俺だけ未だに名字呼びなのはおかしいと思っただけだ……」
八幡(これは、第一歩)
八幡(俺の世界をこじ開けるための、な)
八幡(こちとら十数年ぼっち生活してんだ、それは容易じゃないだろうが……)
八幡(それでも少しずつ、始めていこう)
八幡(その先に、本当の"本物"が待っている)
第十章
そうして、彼の世界はまた一つ色づいていく
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