過去ログ - 電「2人だけの、メリークリスマス」
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11: ◆pxTJMwo04OvB[saga]
2015/12/26(土) 21:07:47.22 ID:mZ8DYoJ5O
司令官「はぁ……ごちそうさま。美味しかった」

電「お粗末様、なのです。食器、片付けちゃいますね」

司令官「ん、手伝うよ」
以下略



12: ◆pxTJMwo04OvB[saga]
2015/12/26(土) 21:08:25.20 ID:mZ8DYoJ5O
司令官「ふぅ……」

司令官(お腹がふくれたからか、落ち着いたら一気に睡魔が襲ってくる)

司令官(目を閉じたらこのまま眠れそうだけど)
以下略



13: ◆pxTJMwo04OvB[saga]
2015/12/26(土) 21:09:16.38 ID:mZ8DYoJ5O
電「司令官、お待たせ!なのです」

司令官「お……?これって」

電「はい。昨日の残りのケーキなのです」
以下略



14: ◆pxTJMwo04OvB[saga]
2015/12/26(土) 21:09:54.19 ID:mZ8DYoJ5O
司令官「よし、今夜は2人きりのクリスマスパーティって事にするか」

電「クリスマスパーティ、ですか?」

司令官「おう。昨日のクリスマスパーティの延長戦。一日遅れだけどね」
以下略



15: ◆pxTJMwo04OvB[saga]
2015/12/26(土) 21:10:26.74 ID:mZ8DYoJ5O
司令官「それじゃ電。一日遅れだし2人だけだけど……メリークリスマス」スッ

電「メリークリスマス、なのです!」カチン

司令官「よっし、ケーキ食べよう!」
以下略



16: ◆pxTJMwo04OvB[saga]
2015/12/26(土) 21:11:25.31 ID:mZ8DYoJ5O
司令官(電は)

電「……」モグモグ

司令官(着任したての頃は、ひたすらおどおどして。僕が近づくだけでビクついて、弱気でただ丁寧で、ただ心優しい少女だった)
以下略



17: ◆pxTJMwo04OvB[saga]
2015/12/26(土) 21:12:17.09 ID:mZ8DYoJ5O
司令官「電がそばにいると……心も体も、あったかいよ。とっても」

電「……電が、司令官を暖めてあげられるのならそれは、とってもとっても。嬉しいのです」

電「だって司令官は、いつもいつも私達のためを思ってくれて。そのために、身を削って頑張ってくれて」
以下略



18: ◆pxTJMwo04OvB[saga]
2015/12/26(土) 21:14:24.65 ID:mZ8DYoJ5O
司令官「……ありがとう。電はずっと、僕を見てくれていたんだね」

電「……でも、それでも電達は、そんな司令官に甘えていたのです。見ていながら、電は司令官を送り出すことしかできない」

司令官「ああ、それで良いんだ。君達が戦っているとき、僕が指示を出すことしかできないように。僕が君達のために走り回っているときは、甘えてくれることが何よりなんだよ」
以下略



19: ◆pxTJMwo04OvB[saga]
2015/12/26(土) 21:15:12.63 ID:mZ8DYoJ5O
司令官「ありがとう、電。君がそばにいてくれるなら、僕は頑張れるよ」

司令官「誰が見ていなくても、誰が知らなくても。君が僕のことを見ていてくれるから、僕は戦える」

司令官「こんな司令官だけれど……これからも、甘えさせてくれるかい?」
以下略



20: ◆pxTJMwo04OvB[saga]
2015/12/26(土) 21:15:53.65 ID:mZ8DYoJ5O
司令官「君が居てくれて良かった。君が見ていてくれて良かった」

司令官「君が僕に、僕だけに見せてくれる遠慮のない表情は。僕の中だけにある君の顔が……僕の原動力だよ」

電「……いつだって、ここにいます、見ているのです。司令官のために、司令官が頑張れるように」
以下略



21: ◆pxTJMwo04OvB[saga]
2015/12/26(土) 21:16:33.86 ID:mZ8DYoJ5O
伊19「あれー?ほう、ほーほー、これはこれは……」ニタァ

司令官「イ……イク?おい待て、違う、これは」

伊19「んー?提督、なに焦ってるの?別にイク、何も見てないのね」
以下略



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