131: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/12/28(月) 23:17:18.15 ID:sNU5rKiwo
詢子「寝ぼけて部屋戻ったの覚えてないだけだって。気にすることないよ」
まどか「そう、なのかなぁ……」
知久「何か気にかかることでもあるのかい?」
132: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/12/28(月) 23:17:59.85 ID:sNU5rKiwo
詢子「何言ってるのさ。なら、耳のそれは誰からの贈り物なんだい?」
まどか「耳……?」
詢子「その右耳の…イヤリングじゃなくて、えーと…イヤーカフスだっけか」
133: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/12/28(月) 23:18:50.09 ID:sNU5rKiwo
まどか「嘘、どうして……」
詢子「……まどか?」
まどか「……ねぇ、ママ。昨日って…わたし、間違いなくここでパーティーをしてたよね」
134: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/12/28(月) 23:19:17.59 ID:sNU5rKiwo
――――――
まどか「……やっぱり、夢の中でわたしがもらったイヤーカフスだ」
まどか「ほむらちゃんのと同じデザインで、ピンクの宝石がついていて……」
135: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/12/28(月) 23:19:55.74 ID:sNU5rKiwo
まどか「そもそも…あれは本当に夢、だったの……?」
まどか「昨日はわたしの家でパーティーをしたことは間違いないはずなのに」
まどか「あの出来事の全てが夢だったなんて、とても思えないよ……」
136: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/12/28(月) 23:20:25.41 ID:sNU5rKiwo
まどか「……もしかしたら、あれは夢だけど、夢じゃなかった…のかも」
まどか「現実ではなかったのかもしれないけど、本当にあったことなんじゃないのかな」
まどか「今の…現実のわたしと夢のわたしの気持ちが同じなんだから。そう考えるのが自然だよね……」
137: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/12/28(月) 23:20:52.07 ID:sNU5rKiwo
まどか「……もし、あの出来事が本当にあったことなんだとしたら」
まどか「ほむらちゃんも、現実のわたしのこと…好き、なのかな」
まどか「夢で言ってたよね。わたしに先を越されたり、はっきり好きだと言えなくても」
138: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/12/28(月) 23:21:53.88 ID:sNU5rKiwo
まどか(どうして今回こんな夢を見たかなんて…誰にもわからない)
まどか(夢じゃないっていう感覚に、夢でもらったはずのものが現実にあるなんて)
まどか(よく考えなくても、わけがわからないよ)
139: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/12/28(月) 23:22:35.79 ID:sNU5rKiwo
まどか「……あっ、も、もしもし、ほむらちゃん?今って大丈夫かな?」
まどか「うん。実は、ほむらちゃんにお願いがあって電話したんだけど……」
まどか「……ね、ほむらちゃん。今日の午後から、わたしと」
140: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/12/28(月) 23:23:02.12 ID:sNU5rKiwo
これで完結です
最後まで読んでいただき、ありがとうございました
141:名無しNIPPER[sage]
2015/12/28(月) 23:25:56.42 ID:KxvdNt7go
乙でした
途中不穏な気がしたけど先に希望のある感じで良かった…
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