121: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2015/12/30(水) 15:30:10.26 ID:ZBSd0e9l0
長いトレンチコートにサングラスという、どう見ても怪しいいでたちの京子先輩がミラクるんの映画について熱く説明を始める。
どうやら私が呆れ顔で聞き流していることには気づいていないらしい。それともわざとやってるのかな。
てっきり京子先輩にも何か考えがあって先に帰ったのかと思ったけど、京子先輩は京子先輩だったみたい。
ちなつ「京子先輩」
京子「ん?」
ちなつ「ごらく部に誘ってくれて、ありがとうございます」
京子「……?」
ちなつ「なんですか、その顔は」
京子「ふふ」
京子「あ、明日休みだし遊ぼうぜー」
ちなつ「……はい、どこ集合にします?」
京子「結衣ん家」
ちなつ「勝手に決めていいんですか?」
京子「へーきへーき、じゃまた明日!」
こうやってまた、いつもの日常が流れていくんだろう。
そして私はきっといつまでも笑っていられるはず。
だってそれは無機質に繰り返す365日なんかじゃなくて、ずっと重なり続けていく大切な時間なんだから。
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