過去ログ - 女「私、今日からイケメンくんと付き合うことになったの…」
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13: ◆Yu5RA0Xbd.[sage saga]
2015/12/30(水) 02:35:42.32 ID:Grqn/7DQo
屋上

男「ふぅ…」ノットシコシコ

男「っていっても、ここ来たってやることないんだよなぁ…」

男「あぢぃ…」

転校生「あ、居た。男くん!」

男「!?…ああ…何?」

転校生「いやぁ、何か気まずそうな雰囲気出して歩いてたねぇ。一緒にいた子、女さんだよね?仲いいの?」

男「見てたのかよ…」

転校生「何かアヤシイカンケイに見えたよ?」ニヤニヤ

男「別になんもないよ。ていうかお前こそ何だよ。それ言うためにわざわざ来たのか?」

転校生「そんな訳ないでしょ。…男くん、私のお弁当知らない?昨日、忘れたと思って取りに来たんだけど…見付かんないんだよね」

男「ああ…」ガサゴソ

男「はい。ごちそうさま。弁当箱は一応洗っておいたから」

転校生「…食べたの?男くんが??」

男「俺の昼飯はお前が食ったんだからおあいこだろ。ってか、中身グチャグチャになってただけで全然食えたぞ」

転校生「…だってお弁当箱に変なの着いちゃったんだもん…ってかさ、これ、水洗いしかしてないでしょ?」

男「ああ…悪い。家に帰ってちゃんと洗おうとしたんだけど、スポンジも洗剤も無くてな」

転校生「…スゴいお家に住んでるのね…え?何それ?そんな家初めて聞いたんだけど…」

男「一人暮らしなんだよ俺。自炊とかしないから食器も使わない訳」

転校生「それにしたって、それくらいなきゃダメでしょ…後これ、一応洗ったとは言わないから。カビになったら男くんのせいだよ?」

男「カビが生えたらそれは調整豆乳の恨みだな」

転校生「意味わかんないし…」

男「いや、俺もあんま好きじゃないんだよ。調整豆乳。どうせ俺の飯奪うならあいつも一緒に奪って欲しかった。」

転校生「…だったら何で買ったのよ…ホントに意味わかんないよねキミ…」

男「購買のおばちゃんが押し付けてくんだよ。いつも売れ残るから買ってくれって」

転校生「そんなの断ればいいだけじゃない…」

男「こっちにも色々あるんだよ…(授業サボって早めに買ってるの見逃してもらってるからな)」

転校生「あっそ。ま、どうでもいいけど。そう言えば昨日のお昼ごはん、いくらだったの?」

男「…2,000円位」

転校生「高っ?!んな訳ないでしょ!真面目にいくらかって聞いてんのよ!」

男「昨日はあの後、マックで夕飯食って喫茶店でコーヒー飲んだからな。昼飯をお前にとられたせいだと考えればこれらの出費は昼飯の延長だろ」

転校生「フツーに夜ご飯だから…しかも、私のお弁当食べてんだからお昼は関係ないじゃん」

男「…まぁ、そういう事だ」

転校生「は?」

男「いや、昼飯代返そうとしてくれてたんだろ?お前の昼飯食っちゃったからチャラでいいよ」

転校生「…ちっ、違うわよ!私のお弁当代から男くんの昼飯代を差し引いた差額を徴収しようとしてんのっ!いくら?」

男「お前、マジで性格悪いよな…確か300円くらいか?」

転校生「300円ね。はい」チャリーン

男「え?いや、マジでいいって。これもらったら俺も何か返さないとじゃん」

転校生「私の気持ちの問題だからいいの!…それで…さ…」

男「ん?」

転校生「…ホントに食べたの?…その…お弁当……ダイジョブだった?」


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