過去ログ - 女「私、今日からイケメンくんと付き合うことになったの…」
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14: ◆Yu5RA0Xbd.[sage saga]
2015/12/30(水) 02:36:22.01 ID:Grqn/7DQo
男「ああ…うん。これ、ぜってぇー返すときに言ってやろうと思ったんだけど…玉子焼きに殻入ってて口の中、ジャリっていた。あれはないわー」

転校生「…うそ?」

男「あと、ウインナーすげぇ焦げてただろ。一本はほとんどケシズミ状態だったし。あれもないわー」

転校生「…うっ…」

男「あれ、お前が作ったのか?まぁ、確かにあんな悲惨な弁当、教室で友達と。なんて無理だわな。屋上で一人こそこそ食べたくなる気持ちも分かるわ」

転校生「…ひっ…ひどっ!そこまで言うことなくない!?…た…確かに、見た目悪かったし、ちょっと…失敗しちゃってたから美味しくはなかった…かもしれないけど…」

男「見た目の悪さに関してはグチャグチャにシェイクされてたからなおさらだな」

転校生「うぅっ…」タジッ

男「…あ、でも唐揚げは上手かったな」

転校生「それ、冷凍のやつだし…!」

男「だと思いました(あれ…なんか顔赤い…怒ってんのか?)」

転校生「…だいたい、キミが勝手に食べちゃうのが悪いんだからね!?私、料理得意なんて言ってないし!そもそも誰かに食べさせようと思って作った訳じゃないし!!朝はいつも時間ぎりぎりだから仕方ないし!!…それにそれに…」

男「…いや…そう…か…なんかすまんな…」

転校生「…うっ…うるさいばかっ!ホントに信じらんない…普通そこは、ウソでも美味しかったって言うところじゃないの!?空気読みなさいよっ!」

男「いや…ごめん…まぁなんだ?…そんな落ち込むなよ」

転校生「…べっ…別に落ち込んでないし!ぜんっぜん気になんないしっ!!」

男「そうか…すまん…」

転校生「…うぅ〜…」

男「…」

転校生「…」

男「…」

転校生「…男くん、こんな可愛い子に恥かかせてただで済むと思ってる?」

男「…それ、自分で言ってて恥ずかしくないの?」

転校生「うっ…うるさいなぁ!…私、これでも男子からは結構人気あるんだからね!…転校してきてからも色んな人に付き合って下さいって言われたんだから!」

男「…今度はいきなり自慢かよ…」

転校生「私が男くんに辱め受けたって言ったら、男くんたいへんだよ?色んな男子から恨まれて、報復されるかも…」

男「んな、マンガみたいな話があるかよ!辱めなんて受けさせてねぇし!!…てかもう戻んねぇと授業始まんぞ?」

転校生「えっ?ウソ?HRは!?」

男「もう終わってんね」

転校生「そんな…私まだこっち来てから一度も遅刻してなかったのに…」

男「そりゃご立派だわ」

転校生「ホント、キミに関わってるとロクなことないよ!サイテー!」

男「またえらい言い掛かりだなおい!お前が勝手に絡んできたんだろ?」

転校生「言い掛かりじゃないですー、事実ですー!」

男「マジでめんどくせー。いいからさっさと行けよ…」

転校生「言われなくても行きます!男くんなんて大っ嫌い!!フンッ!」スタスタ

男「小学生かよ…」ボソッ

転校生「…ていうか、男くんは戻らないの?」

男「まぁな…」

転校生「ふぅ〜ん…やっぱ女さんと何かあるから気まずいんだぁ」ニヤニヤ

男「関係ねぇよ。俺はいつもこうなんだ」

転校生「…あっそ。まぁ、どうでもいいけど。じゃあまたね」バタン

男「はぁ…あいつマジめんどくせぇ。モテるとか絶対嘘だわ…」


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