過去ログ - 【咲】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」小蒔「大台突入の10です!」【永水】
1- 20
46: ◆R5j2Ndo0Hc[sage saga]
2016/01/06(水) 19:34:48.90 ID:uPO9RBCao

京太郎「すみません。ちょっと初美さんを呼んできてくれって言われて探してたんですが…」

「そもそも初美たんの事を下の名前で呼ぶのが慣れ慣れしいんだよ…」ボソボソ

「何様だよお前…ホント、ウザイ…死ねよ…」ボソボソ

京太郎「(やだ…とってもセメント…)」

だからこそ、早くその場を収めて逃げようとする京太郎に、男の敵意は高まっていく。
独り言の体で放たれる罵詈雑言と言っても良いその言葉に京太郎の頬はひくついた。
出来ればぶつけられる敵意に敵意で返したいが、相手は神代の関係者。
もし、自分がキレて初美たちに迷惑が掛かったら、と思うと、そう容易く素直にはなれない。

初美「そうですかー」

初美「私もお話してたかったんですけど、呼ばれてしまったなら仕方ないですねー」ニコ

京太郎「(…仕方ないって顔じゃないよな)」

京太郎「(まぁ、気持ちは分かるけど)」

結果、男の言葉をスルーし続ける京太郎の前で、初美は安堵混じりの笑みを浮かべる。
それは彼女にとっても目の前の男が決して好ましい相手ではないからだ。
諸事情あって決して蔑ろに出来ない相手ではあるが、あまり長話をしたいとは思えない。
そんな彼女にとって京太郎の言葉は、渡りに船と言っても良いものだった。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/889.12 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice